「目標」を決め、目標を実現するために「何」をするか、「時間、期限」はいつまでか、これが確認できたら、どう勉強するか大雑把に「計画」します
計画する時間がもったいない、計画しても計画どうりに勉強しないので意味がない、そもそも計画どうりに進まない、という人もいます。
ただ、勉強とは一年、半年、数ヶ月、数週間と時間のかかるものですし、受験勉強ともなると、勉強する量は膨大です。
下の絵のような本棚を想像して下さい。

この本棚の本には全てカバーがついていて、欲しい本を見つけたいとき、どのように探すかというと上から順番に左から右に探す方法と、ばらばらに適当に探すという方法があるとします。
ばらばらに探す場合だと、結局どこを探したか分からなくなり、同じところを2回3回探すなど手間がかかる場合がでてきます。
おそらく、上から順番に左から右に探す、などの方が探す効率が良さそうです。
この例の場合、運よく見つかり、ばらばらに探す方法が早い場合があるかもしれませんが、物事が複雑に、長い時間がかかるものほど、行動に移す前に計画することが重要となってきます。
計画の例を示します。
ここで、現在の個人の試験勉強に対する能力を考えます。
例としてA君に登場してもらいます。
[A君の大まかな情報]
高校3年生、18歳。男。三年生の5月段階でセンター数学1A5割、2B4割。英語5割。地理、化学、物理3割。(おそらく筆記だと数学4割、英語4割程度)
理数系。
まずA君が時間を集中して勉強するのは、目標とする大学の場合、数学、理科、英語だと分かります。国語、地歴公民の比率は小さくセンターのみだからです。
A君は、まず4ヶ月後の9月のセンター模試に照準を合わせ点数を上げることにします。
まず得点率の高い数学は1Aができていなければ2B、3Cもできないので、初めはセンターレベルでの1A、2B合わせ4ヶ月間で7割を目指します。英語に関しても同様に7割欲しいと思っています。
次に物理1、化学1について、4ヶ月間で5割まで上げることができれば、単純に1月のセンター試験に目標の点数を達成できそうです。国語、地歴公民に関しては、全く無視はしませんが、初めの4ヶ月間は集中して勉強はしません。
こういった感じで、勉強する大まかな計画を立てます。この段階では本当に大体でいいです。
家庭教師などがそばに居て、勉強について全体の流れを把握して、うまく計画をしてくれる人間がいない限り、いきなりうまくいきません。
はじめは思考錯誤で、試験突破までの長期間の計画は何度も修正してください。1年間の計画を大体決めたところで、1週間後には変更するでしょうが問題ないです。
どのようにすれば合格できるかを考え、計画しましょう。
また家庭教師が居たとしても、勉強し試験を受けるのはあなたです。誰が計画しても、実行するのはあなたですし、計画を理解しなければならないのはあなたです。計画の重要性を理解しなけば実行でません。そこを忘れないでください。
家庭教師や先生になる人も覚えていてください。先生が分かっているだけでは不十分です。
計画の重要性を知り、自身で行うことは、すばらしい家庭教師がいるのと同じです。受験勉強に限らず行動に移す前に、少し考えることが、時間を上手く使うコツです。
ひとつ、注意点を。計画した時点で勉強した気になる人がいますが、それでは全く意味がありません。実際に行動に移しましょう。
ここから、具体的に勉強できるように小さく分けて勉強する流れを見て行きます。
・前に:「何」を勉強するのか確認しよう
・次に:勉強を「実行」に移そう
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