英語の勉強法(はじめに)

2018-08-12

英語の勉強法(はじめに)

受験勉強のため英語を勉強しろと言われても、なかなかモチベーションは沸きません。

英語圏で生活する、好きな人が英語しか話せない、というのなら話は別かもしれまれせんが。

正直、ここまで一つの言語にネチネチこだわらなくともいいじゃんないの? と、思っている人もいるでしょう。

しかし、大学に入る人にとって、英語は必須科目です。

英語が受験科目として多くの大学が採用していますし、大学に入学し、勉強する上では重要な位置を占めます。

論文も英語で書かれたものが多いです。

また社会に出て仕事英語を使う機会や、海外旅行で使う機会がたくさんあります。

以下、Wikipediaより抜粋

英語を第一言語としている人の数は3億8千万人程度で、言語人口第1位の北方中国語(約9億人)と比べかなり少ない。しかし中国語が主に中国国内および各地の中国人社会だけで通用しているのに対して、英語で意思の疎通ができるあるいは英語を理解できる人口を考えると状況は一変し、文句なしに世界最大の使用人口を誇る言語といえる。

ようは、「英語は重要!」」ということです。

それでは、重要な受験科目である英語をどのように勉強すれば良いのでしょうか?

受験英語の勉強には次の3つの点を意識して勉強して下さい。

勉強の手順を意識すること

英語はコミュニケーションのためにあること

過剰学習が必要であること

当たり前ように感じるかもしれませんが、その当たり前が非常に大切です。

勉強の手順を意識すること

英語を効率的に勉強するには、

語彙→文法→英語の読み方、英語解釈→多読(英作、英会話)

上の手順を意識しましょう。

上の手順を守らなくとも、英語を勉強することはできますが、勉強効率が落ちます。

例えば料理。

料理を始める前に、食材を買っておく必要があります。

コンロの火をつけフライパンを温めだしてから、食材を買いに向かうことは、非効率でしょう。

料理を作れたにしても、ひどく時間がかかるか、火事になってしまいます。

手順、プロセスを大切にしましょう。

英語の勉強をする上で、文法の問題を解くときに語彙の勉強をしたり、英作の中で文法を学ぶことも当然あります。

そのため、完全に個別に勉強することはありえませんが、この手順

「語彙→文法→英語の読み方、英語解釈→多読」

を意識して勉強しましょう。

英語はコミュニケーションのためにあること

英語は意味を隠すための暗号ではありません。

全くの逆で、人と人とが意思疎通を行うため、自分の気持ちを相手に伝えるための道具です。

受験では英語の勉強をしていると、相手が存在せず、目の前にテキストがあるだけです

そのため本来の目的、「自分の気持ちを伝える、相手の気持ちを感じる」ことを忘れがちです。

「I love」

と言われた場合、あなたはそれ以下に続く語、目的語に何を補うでしょうか?

話している時ではその状況、文書では文脈で様々なに異なりますが、英語を感じましょう。

日本語で「好きです」と言われれば、「誰を?」「何を?」と思うのがごく自然です。

英語でも日本語でもそれは変わりません。

文章の意味を理解するための「何かが足りない」「何を言っているのか知りたい」という感覚を培って欲しいと思います。

過剰学習が必要であること

受験勉強のどの教科でも言えることですが、勉強の絶対量が必要です。

ちょっとした読解のためのテクニック、例えばパラグラフリーディングを勉強しただけでは英語をスラスラ読むことはできません。
(パラグラフリーディングがダメという意味ではありません)

いくつもの単語を覚えた、文法の基礎知識を学んだ、いくつもの文章を読み、その中でどのように読むかを考え学んだ、ということが大切です。

ゆっくり理解する、ということも大切ですが、英語の勉強ではスピードと量を意識しましょう

また、過剰学習が必要といっても「時間が無い場合は絶対に無理だ」と言うつもりはありません。

限られた時間でも効率的に勉強すれば道は開けます。