受験の失敗談
受験の失敗談
現役の受験生の時には気づかず、受験後になって気づくことがあります。
ああしておけば、良かった、こうするべきだった、など。
ただ、受験後になって気づき、受験が失敗してしまっては、後の祭りです。
私は一度受験に失敗し、浪人にして大学に合格しました。
そこで、受験の時失敗した事に関しは、みなさんに同じ失敗をして欲しくないので、紹介しておきたいと思います。
全体的な合格までのストーリを考えず勉強していた
失敗して当然だったと今になって思うのですが、現役受験生の時は、全体的な計画を立てず、なんとなくで勉強していました。
現役の時は志望大学の全教科、必要な点数が無かったのですが、英語と数学が比較的好きで、ひたすら英語と数学を勉強です。
ただ、志望大学は国立大学で全教科が必要だったため、現国や地理なども勉強し、どちらかと言えば、苦手な物理、化学は後回しになってしまいました。
理科系の科目は2次試験でも必要で、数学、英語並みに勉強が必要なのにも関わらず、です。
そして受験直前になって勉強したのですが、全く間に合わず、悲惨な結果になりました。
本当に志望大学に合格したいのならば、志望大学に必要な科目を確認し、必要でかつ得点の比率が高い教科、(苦手な科目の場合は特に)に対しては、早目早目に勉強するのが鉄則だと思い知りました。
全く勉強せずにダラダラと過ごしている時間
現役生の時、そして、浪人生の時も前半は全く勉強せずにダラダラと過ごしている時間がありました。
決して、勉強せずにゆっくり休もうと思っているのではなく、勉強をしなければ、しなければ、と思っていました。
なのに、勉強できる時間に、勉強をしないのです。
頻繁にあったのが家で勉強をしようと思いつつ、インターネットを見ながら気が付けば、3、4時間が経っている事です。
意思の力も大切ですが、私は意思が強いタイプの人間では無いので、簡単にだらだら時間を減らすことが出来ません。
現役生の時は特に、受験のストレスから逃げるためか、普段よりダラダラしていたと思います。
勉強の時間を確保し、勉強しなければ、志望校に受かるはずも無いのに、致命的でした。
この経験から、浪人生からは、意思の力で勉強するのではなく、周りの環境を勉強しか出来ないようにすること、例えば、図書館に行く、学校に普段より長くいる、友達と外で勉強する約束をする、など外側の力を利用することにしました。
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人間関係を大切にし楽しく勉強すること
浪人生の頃の話です。
浪人生の時は週3回の予備校に行っていた事もあり、前半(8月くらいまで)はほとんど友達がいない状態で勉強していました。
この時は、友達がいても、一年間だけの付き合いで、そして受験で争う可能性も考えてしまい、自分から遠ざけていました。完全に自分の殻に閉じこもりました。
ただ、その時はあまり成績も伸びず、予備校は全く楽しくなかったのを思い出します。
しかし、取っていた予備校のコースの変更をきっかけに、違うクラスメートと話すことになり、友達ができました。友達が出来ると勉強を教えたり、教えてもらったり、または情報交換が出来ます。
予備校が楽しくなると、不思議なことに、伸び悩んでいた成績も伸び始めました。
実際のところ、成績の伸びが何関係していたかは分かりません。
ずっと勉強していた事が、その時になって急に効果を発揮したのかもしれませんし、コースを変更した授業があっていたのかもしれません。
一人で勉強する方が効率が良いこと間違いないと思います。
しかし、それでも日々の生活を楽しめていないと、脳の学習効率も上がりません。感情と人の記憶や思考は密接に関わり合いを持っています。
成績を上げるために友達なんて要らないと思うよりかは、一緒に勉強できる友達を作って楽しもうと、考えてみましょう。