効率的な数学の勉強法1

2018-08-12

数学の勉強を邪魔するもの

数学の基本的な学習方法として、例題や基本の公式を確認後、問題演習に入ります。

基本は数分悩んで全く対処方法が分からなければ、すぐさま解説です。

それで納得できればOK。

解答、解説を見ないようにして、同じ問題を手を動かして解いてみます。

モニタリングノートにチェックをつけ、次の問題です。
参考リンク:受験合格のカギ「モニタリング」

さて、ここで問題なのが、

解説を読んでも理解できず分からない時です

数学の勉強を邪魔をするのは、

「問題が解けない、理解できない時間」

です。

時間をかけて必死になって勉強することは大切ですが、受験勉強は時間との戦いです。悩む時間が長いと効率がどうしても落ちます。

また悩んでいる時間が、とても勉強した気になってしまいます。

しかし、実際は成果にあまり結びついていないのではないでしょうか。

どれだけ問題を解くことが出来たかが重要です。

ここで効率を上げるのに役立つのは、分からな問題に出会った時の対処方法です。

数学の問題が分からない時の対象方法

数学が分からない時、どのように対処するかの流れです。

①解説を読んでも数学の問題が分からない状態

②もう一度問題文を良く読む。(大切な情報の見落としがないか確認)

→理解できた OK

→理解できず NG →③へ

③解説を読み、どこまで分かっていて、何が分からないかを確認する

→何が分からないかを確認できた →④

→全く考えつかいない、分からない →⑤

④分かった部分と分からない部分をメモしておき、先生や分かる人に聞く。(この時点で、一人で理解できてもOK)

→ 次の問題へ

⑤全く分からなかった人。もし、何も分からない状態が何問続くなら、問題集や参考書をもっと初級のレベルを選ぶか、前に戻り復習する。

基本スタンスは、

「悩む前に答えを見て理解、人に聞いて理解、それでも分からないなら問題を飛ばしさっさと次か、前に戻る」

です。

しかし、どんなに効率が良いと言っても自分で考える部分が少なすぎると、人に聞いても、意味がありません。

あなたと、質問した人の時間の無駄となり、結局効率が悪くります。

重要なのは、

何が分かって、何が分からないかを、人に自分で伝えるところまで、落とし込むこと

です。

分からないと言っているだけでは、分かるものも分かりません。

理解とスピードのバランスを考えましょう