授業の効率的な受け方
授業のメリット
授業を受けていると、ついつい眠くなる、という人は少なくありません。
また勉強の効果を感じることができず、無意味だと考える人もいるでしょう。
実際、個々で勉強を行う方が勉強の効率は良いです。
全ての人の学習ペースに合わせる前提の下、授業は行われます。
個々のペースに合わせた授業ではありませんし、一度の授業で内容はあまり進まない、というデメリットが発生するため、勉強効率が落ちると言えます。
また「全ての人の学習ペースに合わせる」前提でしかありません。
実際には、あなたが理解できていないのに授業が進んでしまうため、授業についていけず、授業時間が無駄になる場合もあります。
そのため、授業時間中に内職(授業内容以外の勉強、宿題をすること)をする人も少なくありません
しかし、授業は効率の面では良くはありませんが、メリットも存在します。
人がリアルタイムで授業を進行するため、説明に関して、身振り手振りや表情、「間」を使い説明し、
大切な点が意識し易くなります。
また、独学の場合は考え込んでしまい内容が進まなくなる時がありますが、教えてくれる人がいる場合、その場で問題点を解決できます。
(あなたに「質問する意識」と、「分からなければ分からないとハッキリ言う意思」が必要です)
さらに、独学の場合だと一人よがりになりますが、
他の人がいると、自分の間違った思い込みを直す機会があります。
授業の占める時間は決して少なくありませんし、決して無意味な時間でもありません。
授業の効率的な受け方のポイントを説明します。
予備校などに通っている人は特に、次の点を意識して授業を受けて下さい。
授業の効率的な受け方
・授業の前半
授業が始まる5分前、もしくは始まってからの5分程度で、目次や章、節など大きな流れを意識して、前回の授業の復習を行う。
また、その日の授業で行う内容を、目次や章、節など確認し、内容を簡単に確認する。
・授業の中盤
分からない、解けない問題などをモニタリングしてチェックしておく。
(参考リンク:受験合格のカギ「モニタリング」)
授業の内容の途中や内容を整理できず混乱してきた場合は、目次や章、節などの見出しを確認し、全体像を把握する。
分からない部分を授業以外の時間にまわさず、その場で先生に質問するなどして、
授業中に解決する姿勢を持つ。
・授業の後半
授業の終わる5分を使って、その日の内容を、目次や章、節など確認し復習し、モニタリングして出来なかった部分を再確認、復習する。
以上の点を意識して授業を効果的に受けて下さい。
内職の仕方
受けている授業に内職の内容を合わせることを推奨します。
英語の授業なら英語の内職、数学なら数学の内職をしましょう。
授業科目とあなたの勉強する科目への割合はある程度バランス良くなるためです。
(理系の方が文系科目で受験する、文系の方が理系科目を受ける場合はそうではありません)
先生に質問できる場合もあります。
また、先生にばれないなよう内職しましょう。
先生もあなたのために時間を費やし、準備し、努力をしています