問題集のやり方


実際に、どうすれば効率的に勉強できるか、問題集の解き方について説明していきます。

1:短期目標の設定


大きな目標は、「志望の大学に合格する」ことですが、そのためには試験で合格点をとるだけの知識が必要です。ここからは先ほどのA君を例に、どう勉強していくのか、そのプロセスを考えていきます。

さきほどの例では、数、英、理を中心に勉強していくと方針を立てたのので、まずは数学の勉強について考えます。

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A君は、数学は1Aが出来ていなければB、3Cも出来ないと考え、初めはセンターレベルの1A、2Bを合わせ4ヶ月間で7割の点数を目指したい、ということでした。

ここでA君の短期目標は「1Aの問題集を解き理解すること」となりました。

2:時間の設定


A君はまず一週間でできる勉強の範囲を考えることにします。

この短期での時間の設定は、試験までの期日とは違い、決まっているものではないので、自分で決めて下さい。3日が良い人もいれば2週間くらいの人もいます。


3:何を勉強するか


使う道具としては、学校指定の数ⅠAの教科書、参考書、そして持っているものがあれば、問題集です。参考書や問題集に関してはできるだけ、レベルにあったものを選びましょう。分からないというあなたは、できるだけ出来そうで簡単なものを選びましょう。

問題集を選ぶと勉強する内容の全体図を把握します。



具体的には

問題集の目次を見ることで全体図を確認し、頭の中を整理します



まず、数Ⅰの参考書(問題集)の目次を見てみましょう。何を勉強するか大雑把に確認します。使っている、参考書、問題集によって目次は違うと思いますが、考え方は同じです。下の目次は「Z会数学基礎問題集 数学I・A」を参考として使っています。



[数Ⅰ・A]

  • 第1章:数と式
  • 第2章:2次関数とグラフ
  • 第3章:方程式と不等式
  • 第4章:図形と計量
  • 第5章:平面図形
  • 第6章:個数の処理
  • 第7章:確率
目次を見ると、大きく7つの章だけです。1週間で1つずつと考えれば、7週間でクリアです。簡単に言いましたが、いきなり7週間でやれと言われても無理でしょう。ただし、不可能でもありません。

もう少し、第1章、「数と式」を詳しくみましょう。


第1章 :数と式

1、式の計算(p8~p19まで12ページ、計5項目)
 ・整式の展開 ・因数分解 ・式の値①  ・式の値② ・式の値③

2、数(p20~p43まで24ページ、計13項目)
 ・√を外す ・有理化 ・2重符号  ・無理数の相等 ・整数部分/少数部分  ・式の値④ ・式の値⑤ ・2重符号  ・連分数/n進法 ・約数/倍数 ・剰余系  ・不定方程式① ・不定方程式②

3、集合と論理(p44~p55まで12ページ、計3項目)
 ・集合 ・必要/十分条件、同値 ・否定/逆/対偶


という感じですね。ここで目次を見て、分かってもらいたいことは、今から何をするのかキチンと把握するということです。



「さあ、勉強するぞ」といきなり、始めるのではなく、何をするのか、何を覚えできるようにするのか、確認するのです。

数と式の章ならば、上の例の場合、「式の計算」、「数」、「集合と論理」の3つの単位に分けて考えていきます。ここで期限を一週間と決め、一週間での短期目標を決め、さらに一日の目標を決めます。

一週間や一日の具体的な目標としては「2時間、数学を勉強する」などではなく、内容で目標を決めましょう。

例えば、上の問題集を例にるすと「式の計算の問題を解く」や「式の計算の式の値①までを解く」などです。

そしてこれは、そのまま計画となりますが、目標、計画を立てる場合、現在のあなたのレベルや、勉強に対する慣れなどによって大きく変わります。

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4:計画する


下にA君の計画例を示します。

例)A君の立てた短期的な目標、計画(一週間)

短期(一週間)目標

数学:第1章、数と式(式の計算、数、集合と論理)の部分を解き、理解する

また、自分が使える時間を確認してください。不可能な計画ではだめです。現実を考えましょう。例としてA君の使える時間は以下のようだとします。

[例]

空いてる時間

一週間の時間を考え、どれくらいの時間を勉強に割り当てることができるかを考えるのが重要です。

学校や予備校の授業や、また部活などがあれば、全ての時間を自分の勉強の時間に割り当てられる訳ではありません。

時間は限られているわけですから、勉強できる時間を把握し、勉強に割り当てていきましょう。

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5:実行する


短期的な目標、計画が決まったところで実際に問題集、参考書の問題を解きましょう。実際に行動に移さなければ意味は全くありません。


問題集を解くときは、解く前に、目次、見出しを確認し、何を理解しようとしているかを意識すること


これは、問題集を解く時、毎回してください。

6:見直し


問題集や参考書を解き、その日の勉強の一区切りを終えたとします。



一区切りを終えたら、

解くことができたか、理解できたか、もしくは分からなかったかを記録しましょう



これは絶対に書いてください。



記録の仕方は、目次の見出しを利用します。目次は勉強した内容そのものですから、そこにチェックすることで、出来たか、出来てないかを記録していきます。 問題集に直接書き込むのではなく、ノートなどに目次の項目を書き出して、そこに書き込んでください。

[例]

チェック


記号の説明
 ◎:問題集の解説を見ずに全ての問題が解けた、また同じ問題なら解説を見ずに解ける
 ○:いきなり解けなかったが解説を見たら理解できた、ほとんどの問題は解けたが、一部の問題は不安だ
 △:解説を読むと理解できたが、かなり多くの問題は不安が残る。覚えるのに数回は解きたい
 ×:全く理解できない
こうすることで、次回問題集を繰り返す時にどの問題に注意するべきか分かりますし、自分がどの部分ができているか把握することで、目標まで向かっている感じがつかめます。


また個別の問題については、分からなかった問題だけに、問題集に直接チェックしましょう。上の書き方では個別の問題まではチェックできないので、問題集にチェックです。


完全に分かった問題は何度も解く必要はないですし、分からない問題は何回か繰り返しましょう。一度に完璧は不可能です。


しつこいですが、今何をしているのか、何ができるようになっているかを確認しましょう。

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