勉強のやる気を出す方法

2018-08-18

「やる気」は脳のほぼ真ん中にある側坐核(そくざかく)という部分が働き脳内物質が分泌することで「やる気」がでてきます。

(参考文献:海馬―脳は疲れない)

側坐核(そくざかく)は脳の真ん中に左右ひとつづつある小さな器官です。

側坐核に刺激を受けると勉強の「やる気」が出るのですが、この側坐核はやっかいで、あなたがやる気を出そうと思っても、なかなか活発に動き出しません。

では、どうすればこの側坐核が活発に働き、やる気が出て勉強できるのか?

答えは、

実際に行動する

です。

脳の側坐核は作業すると、興奮し活発に動き出し、やる気に繋がります。

これを作業興奮といいます。

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とりあえず動こう

まずは問題集や教科書を開き、手を動かし問題を解く、英単語を発音するなど実際に行動すると、脳に刺激が与えられ側坐核が活発に働きだし、勉強する「やる気」が出るのです。

そして

一度、側坐核が働き出すと、どんどん「やる気」は出てきます

つまり、「やる気」は行動しなければ出ません。

勉強しなきゃと思っているのに「やる気」が起こらず、悩んでいるあなたは、悩む必要なんてありません。ほとんどの人が同じようにやる気がでないのですから。

なんだか矛盾しているようですが、実際に経験でもあるのではないでしょうか?

乗り気ではないけど、やり出すと続けていたことなど、たくさんあると思います。

ダイエットのために運動しようと思ってなかなかできなくても、いざ始めてみると楽しい。

行くまで嫌で嫌で仕方が無い、塾、予備校も行ってみるとやる気がでてきた。

部屋の片付けが面倒でやる気が出なくても、始めてみると必要以上に部屋を片付けていた。

勉強も同じです。ただ行動に移すだけでいいのです。

ほんの一歩行動を起こさないだけで、「やる気」は起こらず、そのためにストレスを感じ自己嫌悪におちいり、どんどんマイナスの方向にまわります

逆に、ほんの一歩行動を起こすだけで、「やる気」は引き出され、やってくほど楽しいと感じ、出来ている感じがストレスを無くし、やればやるほど脳が刺激され「やる気」が引き起こり、どんどんプラスの方向にまわりだします

 

手軽で簡単な勉強から始めよう

勉強の最初の一歩を踏み出すためにやる気をだすためのコツとしては、できるだけ、

ハードルの低い部分から手をつけてみましょう

勉強する気になっていない時は、いきなり過去問を解く、などはハードルが高いです。もう少し簡単なこと、例えばその日の勉強計画を立てる、英単語を読む、いままで勉強した問題集を復習として読むなど、あなたにとって出来るだけ負担の少ないことから始めてみましょう。

また運動など身体を動かしても側坐核は働き出します。

散歩なども良いでしょう。

ほんの一歩、初めの一歩だけ、あなたの意思があなたの身体を少し動かせれば、勉強の熱意は溢れるほど湧き上がります