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過去問は直前ではなく余裕をもって

過去問は直前ではなく余裕をもって

今まで、まともに過去問を解いていない人が、過去問を受験の直前、例えばセンター試験が終わった後に、個別大学の2次試験の過去問を焦ってする人がいます。

確かに直前に過去問を解いても力になりますし、何もしないより良いでしょう。

しかし、これでは過去問の意味、効果が半減してしまいます。

過去問を解く意味、効果を考えてみましょう。

過去問の意味、効果とは?

@出題傾向(時間配分、問題の分野、範囲等)に慣れる

A現在の状態と志望大学の学力の差を測れる

B出題傾向(時間配分、問題の分野、範囲等)を知る

過去問を試験本番直線に解いた場合、@ABの効果を得たとして、意味があるのは@だけだと思います。

「@出題傾向(時間配分、問題の分野、範囲等)に慣れる」では直前にやっても意味があります。本番の時間配分を考え、今まで勉強してきた部分を過去問に合わせて、ある範囲を集中して勉強します。

ただ、試験直線でAとBを知っても効果は薄いです。

過去問で試験直前に、「A現在の状態と志望大学の学力の差を測った」場合、全く解けず、学力の差が大きい場合、その大学を諦めるしかない、となります。

また直前に「B出題傾向(時間配分、問題の分野、範囲等)を知る」としても、勉強する時間が少なければ意味がありません。ただ無闇に焦ってしまうでしょう。

しかし直前ではなく、数ヶ月前にすれば、大きな意味があります。勉強する時間があれば、過去問をチェックしている場合、集中して弱い部分を勉強できますし、志望大学の問題の頻出範囲を意識しながら勉強できるでしょう。

まだ志望校が絞り決まっていない場合は、気になる大学の過去問を眺めて、大雑把に把握するだけでもかなり違います。また、その場合は一度では終わらず、間を空けて何回か確認してみましょう。

全く志望校が決まっていない場合は、センター試験の過去問です。ほぼ全ての大学に適用できますし、過去問が点数に結びつき易いです。

ぜひ早めに過去問をチェックしてみよう!

意識することの大切さ

なんとなく、過去問を早めにやった方が良いと感じてはもらえたと思いますが、過去問を軽く見るだけで意味なんかホントにあるのかと思う人がいるかもしれません。

しかし、少しでも問題傾向に触れて、勉強する時に、その問題の分野、範囲等を意識するのは学習の効果を促進させます

カラーバス効果

カラーバス効果という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

カラーバス効果とは、特定のことを意識することで、その特定のことに対して気づき易くなることです。

例えば、赤いものを探そうと意識して歩いてみると、今まで気づかなかった赤いものに気がつくでしょう。また受験勉強を意識している人は最近、予備校のCMが増えたなと思う人が多いのではないでしょうか。

普段、人は特に意識せずに行動しています。これは、何も無いときに必要以上に考えることなく行動できることで、エネルギーや時間の温存になります。

しかし、少し「意識」することで、「あ、これは過去問の問題だ」「これは過去問と同じような問題だ」と確認し、問題に注意がいき、集中することができ、また意識したことは記憶に残り易くなります。

人は、意識していないことをなかなか覚えていません。1週間前の晩御飯は覚えていないのではないでしょうか。

このカラーバス効果は、単に意識する、注意を向ける、ということで、試験勉強にも十分に力を発揮します。

本を読むときも、どこが重要なのか、何を言いたいのか。

数学であれば、これは何を導きたいのか、この式はどういった問題に使われるのか。

漠然と読む、解く、のではなく常に目標、成果を意識することが重要です。

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